わが社の特長

独自の技術と設備で、お客様のあらゆる製品要求に対応します

当社(有限会社辻製作所)は、1979年よりセンターレス研磨に特化し、多様な分野の部品の研磨加工を行っています。

その過程で培った独自の技術と設備を用いて、お客様のあらゆる製品要求に対応いたします。

センターレス研磨は、高精度・高能率な研削加工方法として知られており、特に円筒状ワーク外周面の研削加工に対して広く用いられています。

その一方で、高精度のセンターレス研磨を行うための段取り作業には経験と熟練の技が必要となりますが、当社は1970年代より長年に渡ってセンターレス研磨の技術を蓄積してまいりました。

この当社の強みである長年の経験と技術によって、お客様のニーズに応える最適な研削条件を探し出すことが可能となり、ワークの安定した品質と生産性を確保しています。

昨今、市場には多種多様な製品が登場し、ライフサイクルの短縮化が求められている時代へと変化しています。この変化に伴い、多くの製造現場では多品種少量生産・さらなるコスト削減が求められているのではないでしょうか。

当社では、そのような皆さまのニーズにお応えするべく、円筒研磨をはるかに凌ぐ加工能率を誇るセンターレス研磨に特化し、日々その技術の研鑽を行っています。

自動車部品のアルミニウム化など、非磁性金属の研磨加工ニーズが高まっています。

当社では磁性体金属はもちろんのこと、アルミニウムなど非磁性金属の研磨加工を得意としています。

鉄よりも軟らかい特徴を持つ非磁性金属を研磨するには高度な技術が求められますが、当社ではオリジナル砥石などを使用することで高い面粗度での研磨を可能としています。

研磨加工後は、自動洗浄防錆装置により「研磨スラッジ(削りカス)」や「クーラント(洗浄水)の残留」を完全に除去することで、錆の発生しづらい高い品質のワークを提供します。

当社では、砥石メーカーの協力のもと、砥粒、ボンド等をワークに合わせて最適化したオリジナル砥石を製作し、それを使用して研削加工を行います。

オリジナル砥石を製作することで、量産品加工の際に安定した品質の維持と日当たり量を高い水準で維持することが可能となります。

例えば、

サイズ：⏀58ｍｍ＊85L
肉厚：1.5ｍｍ
研磨代：0.4ｍｍ

のパイプ材の研削を行う場合、

といった違いが生まれます。

※オリジナル砥石とは？

金属研磨に使用する砥石は、主に以下の要素を調整することで、研磨の品質が異なってきます。

当社では、40年以上に渡る経験と実績から、鉄や非磁性金属(アルミニウム、銅など)の研磨に最適なオリジナル砥石を製作・所有しております。

これらのオリジナル砥石を用いて、他社では実現できない高品質の研磨を提供いたします。

スルーフィードは、砥石と調整車の間隔を一定にしたまま、この間に工作物を通す方式で、均一形状の円筒部品の研磨加工に適しています。

インフィードは、部品を一つずつ支持刃にのせ、調整車で工作物に軸方向の推力を与えて研削する方式で、テーパーや段がある工作物などの加工に適しています。

外径	Φ0.5mm～Φ75mm
長さ	150mmまで
生産能力	Φ10mm×20mm の部品で 9,000本/日(1台あたり) ※形状により異なります

磁性金属	SS材(一般構造用圧延鋼材) SNCM材(ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材) SUJ2(高炭素クロム軸受鋼鋼材) SCM材(クロムモリブデン鋼鋼材、クロモリ鋼) SKD材(合金工具鋼鋼材) など
非磁性金属	SUS材(ステンレス鋼) 鋼銅合金アルミニウム(A1～A7) チタンハステロイベークライトセラミックガラスなど